びーすけ工房でひとやすみ

思うことをびーすけ工房からお送りします。

九州電力という会社

 熊本地震の時にも話題になりました。
 
 本当に大丈夫? と。
 
 鹿児島の川内原発再稼働電力が供給されています。
 
 ところが、ここに来て電気が余ってるそうです。
 

 忌野清志郎の歌を思い出します・・・。
 
 
 東京電力福島第1原発事故から来年で8年。
 
 もう8年ですが事故処理は全然終わってません。恐らくまだ半世紀以上やっても終わらないでしょう。今生きている人の半分はこの世にいません。
 
 我が家でも原発事故後の3年目に太陽光パネルを屋根に載せることが出来ました。当時埼玉県は再生エネルギーに積極的で、県と市のプロジェクトで補助金を出しました。
 
 でなければ一般家計では100万円以上の出費は躊躇します。
 
 廉価なLEDの普及もあって、お陰様で電気料金の重圧感がなくなりました。
 
 
 どうしたことでしょう。
 
 現政権は再生エネルギーに後ろ向きで、ほぼ否定的な感じさえします。
 
 どんなことにもメリット、デメリットはあるので、再生エネルギーにもデメリットはありますが、少なくとも取り返しのつかない事故は起こさないと断言できるでしょう。
 
 
 九州電力が電力が余剰であるということで、太陽光発電にブレーキをかけました・・・(・・?
 
 言葉もでませんが、ハッキリしたことは、もうこれ以上原発の新増設どころか、現有の再稼働も必要ないということです。
 
 実際現在の原発は全発電の1.7%程度で、再生エネ等の6.9%を大きく下回っていて、稼働停止している施設の維持費などを考えると巨大な無駄としか言えません。
 
 化石燃料依存が環境問題を深刻化させてしまうという議論は、世界全体のテーマであり、石油、LNGや石炭発電合計で80%を超えている状況は何とかしなければなりませんが、イコール原発再稼働とはならないでしょう。
 
 どう考えても、人類は再生可能エネルギーと省エネ推進に向かうより道はない筈なのです。
 
 最近やたらにマスコミに垂れ流される「安心・安全」「ご心配とご迷惑」というフレーズの安売りにはうんざりしますが、言葉の軽さ故に「既得権益」が優先される社会では、遠くない未来にまた悲劇が起こるのではと心配でなりません。

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