びーすけ工房でひとやすみ

思うことをびーすけ工房からお送りします。

資格社会


 あまり大げさに考えずに、肯定できる言葉かなと思えます。
 
 
 ふつうに義務教育などにもどんどん取り入れたらどうでしょうか。
 
 
 最近、ある資格に興味を持って勉強しています。
 
 
 畑ちがいの勉強などをするのは何十年ぶりでしょうか?
 
 
 理論学習からはじまって、部材学習や技能学習、関係法令など、はじめた最初は、当初のイメージと勝手が違いすぎて面くらいました。
 
 
 ただ、少しずつ進めていく内に、当の資格のこと以外に、違う側面にも気づきました。
 
 
 この社会には様々な資格がありますが、難易度はともかく、そのどれもが、安全な社会を構築していく上での、社会システムの根幹なのであるということ。
 
 
 派生して、「規格・基準」というものも同様です。
 
 
 殆どの人々が取得する運転免許証も同様です。
 
 
 たぶん、資格のための勉強をする人は、誰もが世間の通常業務の裏側に、“なるほどそういう訳なのか”という思いをするのでしょう。
 

 そして、学ぶ内容が難しくて大変な思いをするとしても、自分がそのことに強い興味関心があれば、前向きになれるものです。
 
 
 とかく学校では英語検定とか漢字検定、情報検定、簿記などのように、教科学習に引き寄せるものばかりが紹介されますが、多様な興味関心が向上心の源泉であることは間違いないことなので、「15歳職業プログラム」のようなものを政府主導でつくって、中学生などにも職業に直接結びつくような様々な資格を紹介し、チャレンジさせるような学校教育のシステムをつくっても良いのではと考えてしまいます。
 
 
「教養教育」も否定はしませんが、情報氾濫時代の到来に、学校のその役目は終わったようにも思えます。それよりも、個人の適性実学を早くに起こして、“その窓”を通して人間性、社会性を涵養することが、これからの少子社会のあるべき姿ではないでしょうか・・・。