びーすけ工房でひとやすみ

思うことをびーすけ工房からお送りします。

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

木工旋盤物語(8) 偶然の出会い

ものづくりに共通していることかも知れません。 例えば、陶芸では素焼きに釉薬をかけて窯で本焼きします。作者が意図したとおりの焼き上がりになるのか、そうならないのか・・・? 道を究めつつある人ならば、相当に接近できるのかも知れませんが・・・。 木…

木工旋盤物語(7)樹木の役割

普段、あまり考えませんよね・・・。 自然界も、実は経済活動の一部だと思っています。 需要と供給というやつです。 木の実が動物たちのエサになります。植物が動物たちに供給しています。 動物は食した実の種を運んだり、消化して糞などを地上に落とします…

木工旋盤物語(6)作品

最近は原点に戻ってシンプルなものを作ってます。 アオギリ15cm ミズメ24cm エンジュ(槐)&クリ(栗)のミニコップ アオギリ 椀 13cm ケヤキ(欅)椀 14cm クリ(栗)パン皿 24cm

木工旋盤物語(5)轆轤の歴史

轆轤(ろくろ)というと陶芸の轆轤を連想します。スムーズに回転する円盤の上に置かれた粘土に触れると見事に綺麗な器の形が生成されます・・・。 ネットをみるとその起源、歴史など諸説紹介されていますが、よく分かりませんので、ここでは勉強しません。 日…

木工旋盤物語(4)刃物の話

旋盤に取り付けた木材を高速回転(2000rpm前後)させて、回転体の表面に刃を当てて削ります。 日本でも平安時代初期には木地師がいて木轆轤(きろくろ)で木製品を製作していたようです。木轆轤では、木地師自身が鍛冶仕事をして「轆轤鉋(ろくろかんな)」を作っ…

木工旋盤物語(3)木材の話

5年前に"原木スタート"の木工を決意して、丸太材の収集加工をはじめました。 エンジンチェーンソーを知人から譲り受けて、チェーンソーの「目立て」も覚えて、住宅地でお構いなく騒音たてて木材と格闘! これは相当の重労働でした。この大仕事も一段落して…

木工旋盤物語(2)木材あつめ

さて、木工旋盤は木材加工をします。問題はその木材を何処で手に入れるか・・・? 材木の入手にも段階があり、それぞれメリット〇、デメリット×があります。 ①工芸ショップ(一部ホームセンターにも・・・) 〇各樹種が適当なサイズに加工済で、材料の無駄が…