びーすけ工房でひとやすみ

思うことをびーすけ工房からお送りします。

2013-01-01から1年間の記事一覧

学校教員の未来像

先日、あるところでの話し。 半地下にコンクリを打ったお宅で、そのデコボコで水があちこちで溜まってしまうような工事を見て、 「しかし、これはスゴイ仕事ですね〜・・・」 「まぁ、何でもやっちゃう人がやったからねー」、と。 こういう「何でも屋さん」…

土下座ばやり

「土下座」だけが強調され過ぎです。 そもそも日本社会は“お辞儀社会”なので、いまさら土下座だけをクローズアップしても新鮮ではありません。 土下座に関係する記事を読んでみても、何か違う感じがします。 「土下座を強要して逮捕」というのもありましたが…

若い人たちの微熱

これは文学の話ではありません。 実際の微熱が何日も続き、検査しても特に異常は認められず、「これはストレスですな」みたいな話になってしまう。 こういう症状をうったえる若者が多い・・・、という話聞きませんか? 私はとてもいやな感じがしています。 …

冷蔵庫の中の若者達

そのままの話です。 ネット上に、店の冷蔵庫に入った自分を写してアップした若者達が攻撃されています。 日本のあちこちで発生中。 当該店は冷蔵庫を交換し、厳正な対処。 他にもいろいろあります。 http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1309/03/news038.…

東北の旅(3)

会津磐梯山に登りました。有名な山ですが、初めてです。 磐梯山ゴールドライン観光道路にある「八方台口」駐車場から登ります。この山で最も人気があるコースで、短時間で頂上に立てます。頂上からは南に猪苗代湖、北側には明治時代の大爆発でできた荒々しい…

東北の旅(2)

会津若松に午前8時到着。 鶴ケ城公園に直行すると、この時間で駐車場はすでに5割方。さすがにNHK大河ドラマの影響は大きいです。 大河ドラマは毎年みていますが、放映中のご当地を訪れるのは初めてです。現在、話の舞台は京都に移っていますが。 という…

東北の旅(1)

昨年は岩手早池峰山〜三陸の旅でした。 今年は会津若松〜米沢〜福島と回りました。 最終日は福島市に出て、伊達や二本松にも寄りました。 実は、東日本大震災の起きた一昨年の夏に、東北自動車道を走りながら、測定器で放射線量を測りました。 埼玉から北上…

原発銀座

福井〜京都〜滋賀〜岐阜を回ってきました。 埼玉からの旅の総走行距離1500km。山道が多かったからでしょうか。 北陸道敦賀から旅のはじまり。 いきなり原発銀座。 江戸時代、この一帯は有力譜代の酒井氏が治め居城は小浜にありました。藩医だった杉田玄白を…

実験国家

この言葉は何度も使っているので、くどいのですが。 国家という言葉は、近代欧米用語ですが、そういう時代スケールの中で考えると、今回は4回目の実験段階だと思います。 そもそも、人類というものを客観的にとらえて、それを操作しはじめたのは欧米人でし…

近代史70年周期の法則

勝手な造語です。 今年のNHK大河ドラマ「八重の桜」で、ここ数回、戦闘激しかった戊辰戦争での会津を描いています。 白虎隊の悲話で、誰もが知っている会津戦争ですが、今回のドラマを見ていると、何故か腹立たしくなる演出が随所に出てきます。 この演出…

太陽光発電

今日は参院選ですが、それを話題にはしません。 住んでいる宅地が、埼玉県の「エコタウン構想」モデル事業の対象になり、補助金増額ということで、自分の家にも太陽光発電を付けてみました。 補助金のお陰で、軽自動車1台くらいの予算で屋根に載ります。 仕…

ひたひたと来ます

都教委が、「自分たちのことを批判した」と解釈できる日本史教科書を学校から排除する、と報道されました。 http://mainichi.jp/select/news/20130627k0000e040226000c.html 現場で社会科教育に従事している者としては、違う見方になります。 前に書いたこと…

コンフェデ杯3戦全敗

コンフェデも決勝を迎えます。 日本も良く健闘したという論調もあります。 素人の直感的感想で申し訳ないのですが、3戦目のメキシコ戦後半終了間際に、遠藤から岡崎に渡ったボールがゴールを決めた瞬間をテレビで見ていて、何か理屈ぬきの爽快感を感じて、 …

天皇元首化の不安

“本当の保守”の方々はそれでいいのでしょうか。 改憲で天皇元首化を叫んでいる人々は、日本を壊す可能性があります。 そのことに気付いていないのでしょうか? そもそも戦後、「天皇象徴化」で天皇の存在を守ったことで、多くの保守系の人々が「国体は護持」…

こだわりの人

これこそ、すべて社会の財産です。 若者は、平成以降の長い混迷の中で、進路選択の困難さにぶつかったままになっています。 進学するか就職するか 大学に行くか専門学校に行くか 民間企業を選ぶか、公務員受験するか 正規雇用となるか非正規雇用となるか 総…

白村江の戦い

「はくすきのえ」と読んでいます。 西暦663年、唐・新羅の連合軍と百済を救援しようとした倭軍による戦いで、倭軍は大敗し、朝鮮半島から後退しました。 この戦いの後、日本の朝廷は内政整備と国防に急ぎ、そして672年に起きた壬申の乱を経て、天武天…

破滅願望

そういうものも感じます。 国会は相変わらず揚げ足取りのような議論をやってます。 野党となった民主党との質疑で、政権党側の態度が相手を小馬鹿にしたような態度を取るのが気になります。 高い支持率が傲慢さの裏付けなのでしょう。 原発、TPP、沖縄問…

道徳教科化と憲法

憲法読本とか、マンガ憲法とかもあります。 道徳教科化を早急に導入するために、「道徳教員免許」はあきらめ、現有教員に研修させて、週1単位時間で実施するという話になりました。 教科書は「心のノート」 小中学校の“テキスト”に目をとおしてみました。ビ…

叱られてもうれしい

これは新鮮な言葉でした。 定時制に来る生徒の入学動機はいろいろなので、この話は一般化はできないのですが・・・。 A君は小さい頃から相当に元気な少年だったのだと思います。 教員生活の中で、学校の器に収まらない若者には時々出会います。自分の勤める…

教員「試用」3-5年化案 自民

「試用」する教員はどうやって選抜するのでしょうか? 現在の採用制度では、県内の必要人員数を県が実施する採用選抜試験でまとめて合格させ、配属校は県教委が決定しています。 現場校長は、県が配属任命した教員を「受け取って」学校運営を行います。 昔で…

町田市教育委員会

こういうことが起こると、教育委員会の存在意義を問う声がまた大きくなりそうです。 朝鮮系の学校に防犯用ブザーを配布しないと決定したのは市教委の課長個人の判断であったのでしょうか? 不思議な感じです。 「高校授業料無償化」問題では、国は教育内容に…

管理シート

kdsystem7開発・公開から1年が経過します。 私の勤務校から遠い学校でも採用していただき、この1年、辛抱づよく開発をサポートしていただきました。 ここで、あらためてお礼を申し上げます。 今年1年は勤務校でも使用するつもりですが、開発を振り返って…

阿部のみ楠

阿部のみ楠 あべのみくす と打っても アベノミクスに変換されません。 意味不明な変換になってしまいます。 人間より機械の方が賢いようです。 ところが、2回目はカタカナ変換が記憶されて、みごとに「アベノミクス」に変換されました・・・。 2回繰り返さ…

道徳教育、教科化

このことについては、政治家の認識が一番困ったものです。 かつて定時制高校では、入学の条件として、昼間は就業していることがありました。 5時半までには学校に行かねばならないので、勤務先の理解がないと通えませんでした。 学校と社会が協同して若者の…

教育委員の危機意識

問題が認識されていることは分かります・・・。 県教育委員会で、次期「教育振興基本計画」についての話し合いの席上、各委員が、教員の資質能力の向上に意見が集中した・・・、と新聞報道されています。 これまで、教員の資質向上の議論には、たいてい「指…

あってはならない酷似

北朝鮮のことです。 「アメリカが北朝鮮の体制を否定しないと約束するなら、核はやらない・・・」 という理屈はどこからくるのでしょうか? 確かに「朝鮮戦争」は停戦状態のままであるので、南北の戦争は終わっておらず、きっかけさえあれば再び戦闘状態にも…

恐るべき酷似

NHKスペシャルで紹介された2つの事柄です。 2012年8月15日放送 「終戦 なぜ早く決められなかったのか」 2013年2月10日放送 「“核のゴミ”はどこへ〜検証・使用済み核燃料〜」 前者の話は、大戦末期の、敗北が決定的であった時期の日本の指…

病児保育

今朝ニュースで知った言葉です。 言葉の響きがよくないですね。 風邪とか急な病気に罹った子どもをあずかってくれる保育所のことです。 日常、健常であれば保育園にあずけますね。 それが、急な病気になってしまった場合困るわけです。 保育園は医療はできま…

体罰と管理

これは同義語です。 なぜ現在体罰が否定されているのでしょうか? 「必要悪」が「不必要悪」、いや「ただの悪」になったからです。 昔むかし、学校が荒れていた時代には、“泣く子もだまる”先生が“保安官”のような役割をしていました。“そこは避ける”緊張感が…

あれっ、教師聖職論使う!?

NHKの女性キャスターが使った言葉に驚きました。 「早期退職騒動」にかかわって。 昨年、このブログで「教師聖職論」を書きました。 「徹底した管理主義のおかげで、教員は立派な労働者になりました。みんな時計の針を気にするようになりました。」と書き…