今日は参院選ですが、それを話題にはしません。
住んでいる宅地が、埼玉県の「エコタウン構想」モデル事業の対象になり、補助金増額ということで、自分の家にも太陽光発電を付けてみました。
補助金のお陰で、軽自動車1台くらいの予算で屋根に載ります。
仕様は、
パネル→SHARP ブラックソーラー NQ-198AC 23枚
発電量→4.55kw
設置状況→東西片流れ屋根の東14枚、西9枚
設置業者→地元の建設会社(県指定業者の中から選択)
最大の心配は、屋根工事にともなうトラブルでした。雨漏りとかよく聞く話です。
ということで、太陽光以前から屋根工事なども行ってきている業者を選びました。
これにともなって、パナソニックの家庭用エネルギー管理システム「HEMS」もあわせて導入しました。こちらは、100%補助金で入りました。
さらに、家電の省エネ化に取り組む支援制度もスタートして、冷蔵庫やエアコンなどの購入補助もあり、冷蔵庫を更新しました。
この冷蔵庫には驚きました。電気消費量が18年前から使って来た冷蔵庫の4分の1以下になりました。
HEMSは、こうした各部屋に接続される電気機器の電力消費量などを、リアルタイムでモニターできるシステムな訳です。
補助金事業であるので、太陽光発電やHEMS導入の前と後での節電・省エネデータをアンケート方式で回答することになっています。
約600世帯あるこの住宅地のあちらこちらで工事が始まったところなのですが、実際に発電をはじめて10日ほどですが、目に見えて節電の意識は高まりました。
同時に、元々月に300KW程度しか使わなかったところで、目標値でその倍の電力を発電し、やがてコストを回収(目標6年後)して黒字化するということで、こういうことが一般化すれば、各家庭のエネルギーに対する考え方も変わって行くのではないかと想像します。
日本の自然環境をうまく利用して実績を上げながら、「自然エネルギー思想」を足元から育てていくことが、あるべき未来志向であるように思います。
残念ながら、現政権は原発再稼働に傾斜しているので、このような新しい取り組みに、今後も支援が続くのか心配です・・・。