そのままの話です。
ネット上に、店の冷蔵庫に入った自分を写してアップした若者達が攻撃されています。
日本のあちこちで発生中。
当該店は冷蔵庫を交換し、厳正な対処。
他にもいろいろあります。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1309/03/news038.html
走行中のバスの後ろに人がつかまる写真がネットに 横浜市交通局「厳正に対処」
國學院大學は9月2日、同校の学生が公園の蛇口を尻に入れた画像をTwitterに投稿していた件で謝罪した。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1309/03/news066.html
とにかく、マスコミでは否定的論調まくりです。
・・・・迷惑行為・・・
あまりにくだらなくて、こんなこと書くのもと思いましたが、
現在、この日本をコントロールしている世代の軟弱さがよく表れているのだと思います。
学校で仕事をしていると、実に見事に子どもたちは支配されていて、“そういう意味”では実に教員も楽になりました。
しかし、一方、子どもも教員も、別の力で、まさに“真綿で締めつけられる”コントロールの中に追い込まれて、実に不気味な不安感に包まれて生きています。
団塊の世代が青春の頃、それこそ警官隊と衝突して火炎瓶投げまくっていたりして、その10歳下の私の世代などは、その先輩達の逞しさに眩しさを感じながら成長していた訳で、まだ暴力的空気が残っていた頃に教員になって、まだそのようなことと対決しなければ成らなかった経験からすると・・・、
冷蔵庫・・・? 迷惑行為・・・、 厳正に対処???
まったく笑っちゃう訳です。
こういうのも平和ボケというのではないのだろうかと。
世の中にまったく反抗できなくなって、ネットの電子細胞内だけで空しく言葉バトルしている世代が、せめて現実空間で演じている“無邪気な反抗”なのではないのかなぁ、と思ってしまうのは、不謹慎なことなのでしょうね?
もっと、大きな危機がありながら、それには叫び声も上げずに、弱い者達をいびり続けるこの空気。いつか、大きな風によって吹き飛ばされ、晴れ晴れとした開放感の中で、誰もが自由に語れる、そのような空気に変わるのでしょうか・・・。