びーすけ工房でひとやすみ

思うことをびーすけ工房からお送りします。

消えていく町

 先日、埼玉県小川町にある仙元山に登ってみました。低山ハイクのガイドブックに載っていた標高300m足らずの里山と言って良いでしょうか?
 
 フライトシミュレーター2020のヘリコプターで仙元山上空にホバリングしてみると、眼下の小川町が一望出来て、バーチャルながら興味が沸き、俄然リアルに訪ねようかとやる気が出ました。頂上に登る途中に「見晴らしの丘公園」があり、北東方向の山々の連なりが一望できます。

FSヘリはこういう時便利!小川町西の方角をチェック

 当日は快晴好天で、平日で人も少なく、途中すれ違うのも高齢の方々ばかりでした(自分も含めて・・・)
 
 登山道の途中で、地元在住と思われる方と会話になり、近辺の話もしていただけて随分と参考になりました。

見晴らしの丘公園から自然に囲まれた町の眺め

 「いい眺めですね、のどかでのんびり暮らせそうで・・・」
 
 と、私の呑気な話に、
 
 「いや~、その〃のどか〃ってやつが、問題で、もう町の今後もどうにもならないですよ!・・・消えゆく街ですかね~」


 地方の限界集落の話はニュースにもなってますが、仙元山頂上手前の尾根道からは関東平和が一望でき、スカイツリーや高層ビル群も見えました・・・
 
 こんな東京に近い山間の町でも・・・かと!
 
 考えてみれば、自分が住んでいる田舎の新興住宅地も今では殆ど高齢者世帯になってしまって、近くには介護施設が次々とできて東京などからも入居者が移ってきていて、
 
 町の発展どころかどう維持するかがやっとのところ・・・
 
 なる様にしかならないのでしょう