少し、長文になります・・・。
かつて「情報化社会」といわれた近未来が、今、目の前に広がってます。
その技術はこれからさらに進化するのでしょう。
何が問題かといえば、誰もが世界の現実と、そこに見え隠れしている得体の知れないものの存在を確信していることです。
にもかかわらず、次への一歩が動きません。
具体的な例示をしなくても、このままでいけば、〃本当に終わってしまう〃のではないかと、現実を見ている人であれば、誰もが感じています。
では、
根本的に人類は何を間違ってしまったのか、、、
自然科学的に考えるべきか、人文科学的に考えるのか?
どちらにしても、科学が人間のツールである以上、その科学の限界点が「方法の枯渇」とともに見えてきている・・・
のではないか?
ただし、一つ正しい見解があるとすれば、実は科学こそがその罪と限界を生み出していることを示しはじめているということです。
このような抽象的な言葉を並べると、何のことか理解してもらえないだろうとは思いながらも、具体的な例示を出せない苦しみもまた、事の限界を感じてしまう理由でもあります。
20世紀のヒット映画「バックトゥザフューチャー」で描かれた21世紀が、実際どこまで実現したか?
そんな例示もあります。今だに実現不可能な描写もあったと思います・・・
日頃、私たちは「資本主義社会」の中の「ひとこま」として存在してます。生活のあるゆる場面で「金銭的・金融的システム」に生かされていて、個人の死までもがそのシステムの一部として扱われます。
貨幣は価値の保蔵と流通を生み出しましたが、戦後、アメリカ主導の資本主義経済の中で、日本人の努力は経済成長を実現して大きな価値を保蔵する現在を作りました。
その大きさは毎年国債を発行して借金まみれの財政さえも支えていて、憲法で人権保障されたすべての人々の救済にも回ってます。
戦後80年の歴史は、このシステムを信じて支えてきたすべての国民の財産であったといえます。
2024年
この時に、あなたの満足と夢と希望はなんですか?
この時に、あなたの不安、不平・不満はなんですか?
「弱肉強食」が自然界の法則であることは間違いありません。当然、人間社会も同様です。格差是正とか福祉・共助なども、実は〃強食側〃の延命策です。共産主義や独裁主義も同様です。
資本主義が民主主義の中で発展するのも、人間全体の繁栄が最も最大公約数的に実現されることにあります。
格差も自然界の法則のままです。
そして、作り上げられたシステム。
弱肉強食が本質の人間社会の共存システム
生まれて、成長して、そしてこのシステムに組み込まれて、毎日毎日、計算された金銭システムの中に生かされて・・・
実に面白いことに、このシステムには「老後のシステム」も作られていて、賃金労働から解放されてなお、堅実にこのシステムに奉仕できるスイッチがあって、それを可能にする理想的なマニュアル(憲法)をも人類は作れる・・・
このシステムを実現出来なかった民族、国家は共産主義や独裁国家に行き着いて不幸をばら撒いていますが、民主主義国家は、何とか人間全体の欲望をコントロールしながら、繁栄を維持してきました・・・。
誰にでもわかる現実です。
なのに、何が問題なのか、、、
続けて考えたいと思います。