びーすけ工房でひとやすみ

思うことをびーすけ工房からお送りします。

いきものは、すべてつらい

 いつも同じようなこと書いてます が、
 
 テレビやネットで″科学教養番組″のようなものをみると、
 
 冷たく凍った氷河の中にも、イトミミズのようなものが生息していて、
 
 学者たちはよくもこんなものまで見つけるなぁ と
 
 感心してます。
 
 もっと驚くのは、この微細な生物には、生存のための特殊な能力があって、これを応用すれば人間の命を護る画期的な抗生物質のようなものがつくれるかも・・・みたいな
 
 ふつうに考えて、氷点下になるような環境でミミズが生きられるのか?
 
 ミミズの立場だと、さぞ辛く厳しい条件かと
 
 ********・・・、
 
 人類も厳しい自然環境の中で生存のために様々な″進化″を実現しながら種を護ってきているので、それは氷河のミミズと同じ
 
 つまり、この不思議な天体に生息するあらゆる生命は同じ性質、おなじ理屈で存在していて、これは天体の宿命と不可分であるということ。
 
 一方人間は、自ら命を放棄してしまうとか、そして同じ種どうしで幾千万の命を奪い合う滅びの行為を実行するとか・・・
 
 ただし、たとえば核戦争が実行されても、人類は相当の数を減らすでしょうがすぐに絶滅することはないでしょう。

 と、考えてみると
 
 基本「苦しい、厳しい」のがすべて生物の共通点
 
 寒く、暗い環境の生活は人を寡黙に忍耐的にさせるが、温暖で明るい環境では陽気でのんびりになれる。
 
 他の動物など見ても、同じようなことが
 
 
 今、こういう社会の中で悩み苦しむ人々を救うものはなんだろうかと考えると・・・
 
 ひとりの意識も、すべての″生存的存在″も、″生存培地″であるこの天体上では不可分で、究極的には同質であること、個体の生も死も連続性のひとこまにすぎないのだと、
 
 特別な意味も価値もない、、、それを感得することが唯一の救い
 
 考えてみると、こういう理屈話は何千年も昔からあって、文字にも残され哲学と呼ばれ、様々に表現を変えて教えにもなり、そしてその″感情を縫って″集団化した宗教社会もあちこちで成立して、、、
 
 であるのに、その″表現の理解・違い″にこだわることで争い、殺し合いを始める・・・これは他の動物も餌をめぐって縄張り争いをするのと同じ
 
 人間の餌は「カネ」
 
 政治も企業活動も宗教もその奪い合いのシステムに過ぎず、、、
 
 なので、
 
 いきものは、すべてつらい