つまらない議論です。
私も旅行というと車中泊をします。サービスエリア、道の駅など・・・。
今話題になっているのは、SAでのキャンプレベルの車中泊をしている人々のことのようです。車の横にテントやタープを張ったり、トイレの洗面で食器を洗っていたり・・・。
しかし、このような現象は「車中泊をしてはいけません」という原則論とは少し次元が異なっています。
そもそも、「車中泊」と「仮眠」の違いとは何でしょうか?
疲れたドライバーが深夜日付をまたいで睡眠を取るのはどっちなのでしょうか?
個人的なことでいえば、自宅を夕方出発して高速道路に入り、途中のSAで夕食済ませて、午後11時頃にSA、もしくはPAに入って「車中泊」に入ります。大体翌午前5時半頃までには起きてトイレに行って、持参の軽食を車中(売店が開いていればそちらを選ぶことも)で済ませて次の目的地に出発します。
これはアウトでしょうか?
自分の中の概念では、これは車中泊であり仮眠なのですが・・・。
そもそも「車中泊」と「仮眠」を区別すること自体が意味のないことです。
要するに、問題になっているような現象は「迷惑行為」の範疇で、その行為を是正する取り組みを事業体が行えば良いだけのことでしょう。
看板を立てるとか、トイレの目の高さに注意喚起の張り紙をするとか、夕方〜夜にかけて巡視員を出すとか。
利用者が安全運転をするための、十分な休養を取る施設に「時間的設定」を考えること自体がお役所的な発想で、福利に反する思考です。
高額な高速料金をとっているのですから、「迷惑行為」に毅然と立ち向かう努力をして下さい。