「イージス艦」は聞いたことがあります。海上自衛隊の基地とかに停泊しています。とても高額な兵器であることも。
昨年?あたりからいきなり「イージスアショア」が国の予算関係のニュースなどで取り上げられて、つまり、それはアメリカからの買い物で、法外な金額で売りつけられるという話があるものだから問題になっているのです。
金額で考えた時に聞こえてくる話は、当初は800億とか1000億だったものが、日本全体の防衛のための2基総額4600億円以上という試算も紹介されています。
このところ、豪雨や台風など日本各地で災害が多発していますが、例えば昨年度の国全体の災害対策費は特別会計込みで3570億円(ちなみに東日本大震災後は2兆8425億円)でしたから、この買い物がいかに高額であるか分かります。
しかも設置予定の秋田県と山口県の候補地の地元では、これは当然ですが、反対の声が上がっています。
「イージス艦」と何が違うの?
想像ですが、船の場合は臨機応変どこにも出かけていけるので、"敵"のミサイルを迎撃するのに地理的条件をあまり心配せずに作戦展開でき、場合によっては"同盟国"の求めに応じることも出来るかも知れない。集団的自衛権(この言葉を忘れてしまった人も多いようですが・・・)にはもってこい・・・。
それが、ここに来てトランプ政権、そして"北朝鮮脅威"。すべて分かりやすいシナリオで進行してますが、"日本がミサイル攻撃される脅威の現実味"が流布されて、トランプ外交ならぬ「トランプビジネス」発動で、押し売りがはじまった訳です。
買ってくれる相手が安倍政権でありますから、完全な売り手市場で、どんな問題でも日本国内は地域地元は無視され放題になってますから、来年度防衛予算に計上され、ビジネスは成立となります。
ところで、
北朝鮮は日本を攻撃するのでしょうか?
私には東南海巨大地震が起こる可能性の方が高いと思えるのですが。