びーすけ工房でひとやすみ

思うことをびーすけ工房からお送りします。

消費生活

 退職して気ままにやりたい仕事だけをして生活をしていると、暇そうに思えて、実は次々と細々と仕事、これを仕事といって良いのか分かりませんが、これまで目もくれなかったことをやってます。
 
 家の中でいえば、築30年も過ぎている自宅のリフォームとかもしますが、それよりもあらゆる"生活材"の修理とか改造に追われます。
 
 消費生活が経済の大きな動く柱だとすると、これはマイナス効果だと思うのですが、年金生活に入ると、収入は四分の一とかになり、現役の時のようにぱっぱか購入できません。
 いきおい修理・改造となります。
 
 今日は風呂のシャワー混合栓を修理改造しました。取り付けて13年。温度調整レバーから水漏れ。さらに蛇口orシャワー切り替えレバーのクリック感がなくなってしまいふにゃふにゃした感じに・・・。
 
 普通ならほっとくことも、つい手が出て。
 
 温度調節レバーの水漏れは、水栓内部にカルキが貯留して固まり、そこから導水して漏れている様子。カリカリとカルキをこそぎ落してどうやら解決。"ふにゃふにゃ感"は、切り替え軸がはまっている樹脂製の部品の固定部分のストッパー4か所が劣化、欠損しているので、これは部品交換になりますが、取り寄せ面倒なので、4か所に2mmドリルで穴をあけて、7mm程度の長さに切った針金を押し込んでストッパー代わりにして解決。
 
 針金は近々錆びる恐れありますが、それにしても元々の"樹脂製"はあまりに劣化しやすく、駄目でしょう! 20年は持つものにして下さい。
 
 これはキッチン吊戸棚のホーロー製引き戸を吊りレールに固定する部品でもありました。こちらは金属部品なのですが、重いホーロー扉を支えるにはあまりに貧弱。使い始めて数年で破損。状態を写真に撮ってメーカーに資料を送ろうと準備しましたが、そういうの面倒なので未だ放置状態・・・。
 
 すみません・・・。こんな話、誰も読みませんよね。
 
 言いたいことは、こんな面倒なことは職業で忙しく働いている人は出来ません、やりません。業者に連絡して対処するとか、新品に買い替えるとか・・・。
 
 そうです。経済はそうやって拡大しているのです。昔からいわれていることですが、
 
 "修理より買い替えの方が安い"
 
 多分、商品をつくっている側の人間達もそのタイミングを計るようにモノづくりをしているのだと思います。