びーすけ工房でひとやすみ

思うことをびーすけ工房からお送りします。

なぜ学校だけ?

 文科省という役所は、あまり"旨味"がありません。
 
 財務省とか経産省とか、ようするにお金が絡む所は国の政策に発言も政策も影響力が強いので、政治家がもっとも大切にしている官庁です。
 
 文科省はいまや防衛予算に抜かれ、"子どもたちの昼間の時間を支配している"とはいっても、経済には影響力がない役所・・・。
 
 近年は安倍晋三の思想的反動で憲法や日の丸・君が代強制、「教育基本法」改悪など、今や、そんな観念的ことでしか存在感を示せないので、プライドの高さの割にはみじめな役所なのです。
 
 文科行政と末端の学校現場の実態が、戦後これほど乖離したことはありませんでした。
 
 今回、突然出た「一斉休校」も、経済に影響がなく、一方で文科省の存在は示せるというパフォーマンスに過ぎません。感染予防にどれだけ効果があるかも疑問な訳です。
 
 そして、4月、、、
 
 
 みっともないことの連続になってます。
 
 1)"安倍のマスク"
 
 2)「緊急事態宣言」の出し惜しみ
 
 3)学校再開判断の自治体任せ・・・
 
 
 1と2はもう世界中でこき下ろされているので触れませんが、
 
 3については、学校休校を全国レベルで政治判断して半強制したくせに、その再開にかんしては地域の実態で、とかいって責任のがれ
 
 今日、学校運営と保健管理は一体的に経営されてますが、その親分である文科省厚労省の間には鉄扉でもあるのでしょうか?
 
 まともな指示が一つも出てきません。
 

 今、何か、この国が無政府状態になりつつあるのではと心配です。

 
 非常事態も、もはや企業の方が率先して操業停止、店舗休業など、それぞれの判断で動き出していて・・・これはつまりその結果は政府は責任取らないというメッセージなのか?
 
 何やら、学校再開も不安な児童生徒は欠席でも公欠扱いということで各自の判断任せで、政府は責任取らない
 
 夜の風俗やお酒絡みの商売での損失は補償しないとか、恐るべき差別感情で無視っ
 
 
 ここ数年、後を絶たずに騒がれた政権中枢と取り巻き官僚達の様々なスキャンダルの本質が、いよいよ、今回の、この逃げ隠れできない事態の前に、まったくに曝け出されたなぁ、、、、

 
 と、多くの人々が理解することになったのではないでしょうか