巨大なハリケーンが世界の海をかき回しています。
その名は"トランプ"
巨大な低気圧が海をかき回すと、海の中や空、やがてそれは陸地にも影響を及ぼします。
世界の気候に大きな迷惑が起きているのは紛れもない現実です。
今や中国は、"トランプ"にかき回されながらも、世界全体にその影響力を増大させています。
さすがに、日本政府もその変化には反応していて、「日中平和友好条約締結40周年」を名目に、特に経済面での協力関係再構築を財界をてこにして動いています。
かつて、民主党政権が沖縄問題解決と中国接近を掲げた時は、アメリカの巧妙な妨害によって失敗しましたが、安倍政権の見えない部分には、同じ轍は踏むまいという賢さがあることと、"トランプ"対策としては、中国も日本も同じ土俵にあることを考えると、尖閣事件で失敗した民主党当時とは日中関係は変化していると思えます。
となると、沖縄問題解決の糸口が中国に見え隠れする・・・。
ただちに日米安保を解消することは出来なくても、周辺事態の緊迫化が解消できれば、沖縄米軍の縮小の道筋はあり得る。
沖縄米軍縮小は中国も望むところ
中国次第で日米安保にも次の形が見えてくる
どうにも手詰まりの沖縄基地問題の解決方法があるとすれば、日米2国間ではどうにもなりません。
要は中国との外交であるわけです。
日中外交の新たなる構築の中に、沖縄問題も"細胞化"させることに安倍外交が成功すれば、間違いなく政権の延命ははかられるだろうと想像できます。