これは、一体どういう会社なんだろう。
http://www.aas-corp.com/index.html
ただ、この会社の共同創業者の和田公人さんのメッセージには、傾聴できる部分があります。
こういう株式会社もあったのかと。
「当社は教育は行いません」
うーん、的にあたってます。
教育現場で10年以上も前からくすぶってきた「ITによる校務の効率化で教員の教育活動の質を高める」
独自に校内LANをはじめた気持ちもその辺でした。
ところが、21世紀に入ってもう10年以上過ぎたのに、行政は校務システムの「この字」も供給しないままで来ています。
文科省は何年か前から校務の情報化を白書などでも記述しています。http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/hpab200701/002/011/003.htm
しかし、実際のところ、各自治体の「ITレベル」では具体的方策に向かう能力がない。つまり行政に、それにたえうるスキルをもった人材がいない・・・たぶん。
現に、教職員の服務管理システム(平成24年から本格稼働)などは、業者丸投げ。
ということで、
教員業務の本丸に、名乗りをあげる業者が出てきたということなのかなと思う。
この会社は既に昨年、幼稚園のシステム開発に入ったようです。
この会社の経営者は、別の会社(学校法人)では教育を行っています。実は、学校のシステムをつくるということは、学校の仕事が分かっていないとつくれません。
たぶん行政も、この辺の企業の動きはとらえていると思いますが。