びーすけ工房でひとやすみ

思うことをびーすけ工房からお送りします。

学校ITはどこに行くのだろう その5

 「教員のICT活用指導力等の実態」
 
 
 これも実態調査ですね。該当する欄に○を付けるやつ。
 
 毎年同じ内容のものが来ます。
 
 ITスキルというのは、一年ごとに変わるものなのでしょうか?
 
 こんな調査が役に立っている実感、というか現実はまったくありません。
 
 ITに関して、埼玉県は進んでいる?ということを聞いたことがあるのですが、それが事実だとしたら、他県は・・・。
 
 
 教員のパワーポイント研修とういうのがあったというのは前にも紹介しました。
 
 
 まったく役に立ってません。
 
 
 と、いうと怒るかも知れませんが、例えばクルマの免許をとって、全然車を運転しないで何年もたったら、安心して運転できるでしょうか?
 
 
 これは、ペーパードライバーにはよくあることです。
 
 
 実はITも、まったく同じことがいえます。
 
 
 今の県立高校の大多数は、ICTを活用できるような条件整備がなされていないのです。
 
 
 というか、そうしてしまったのです。
 
 
「教員全員にノートパソコンを配ったじゃないか!」


 と、言いそうです。
 
 
 実はそのパソコンは、「シンクライアント方式」といって、サーバーと接続されていないと使えません。
 
 
 セキュリティ対策で、企業がやっているようにしたのでしょう。
 
 
 つまり、このパソコンは教室には持っていけないのです。
 
 
 その教室にはプロジェクタも無い。
 
 
 無い。無い。無い。無い、、、、気持ちがナエル。
 
 
 ・・・教員のICT活用指導力等の実態調査・・・
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 ICT活用に向けた学校の施設設備の実態調査
 
 
 に、してみてはどうでしょうか。