馬脚を露わしたということでしょうか?
新聞記事によれば、橋下市長は、市長選挙で市民の脱原発は明確だから、今さら無駄な市民投票は必要ないという見解らしい。
市民から圧倒的支持をいただいた市長の発言としては、とても残念な言葉です。
自分達が独裁的に進めている様々な政策は市民の選択のような立場をとり、市民の支持を笠に着て少数派を押しつぶす人間が、原発に関しては市民抜きで決めるということらしい。
自分は関電の大株主なんだと思っているのでしょうか?
本気で脱原発を強力に推進するつもりがあれば、市長選勝利からさらに住民投票によって、圧倒的脱原発の潮流を起こすことが正直な政治家の動き方であり、“脱原発市場”の現実性も見えたかもしれません。
自然エネルギーなんてバカバカしい?
原発が無ければ、一億人を超える国民を抱えた高度な経済大国を維持して行くのは無理。
日本は貧乏になってしまうかも、怖くて結論出せない。
結局、そういう現実主義の上に立つ政治家だったのでしょうか?
川内くんがロンドンに行けなかったのも、橋下くんが市民の先頭に立って脱原発運動できなかったのも、同じ理由です。
国民は、別にメダルなんて欲しくない。
このままでは、脱原発議論は市民ランナーの手には渡らず、政治屋や学者さん、お役人さんたちが住んでる村内で決着がはかられるのでしょう。