やっと、仕事になってきた気がします。
そのかわり、20日間もブログを止めてしまいました。
「Kdsystem的世界」が少しずつ動きだしました。
5月末に公開したKdsystem7に、幾つかの学校から問い合わせをいただき、なんと今年度導入の学校も何校か。
現在自分の勤務校以外に、異なる課程の学校でトライしていただいていますが、システムの細部について、自分が気が付かなかったことなど、何点か要望が出て、この2週間その対応をしていました。
指摘される部分は、実際的なことが多く、改善点をクリアして行くことでシステムのクオリティが上がって行きます。
とかくシステムづくりは、作り手の設計思想をユーザーに押しつける傾向=故にマニュアル化や場合によっては研修が必要であったり=
がありますが・・・、
やっと「kdsystem的世界」が動き出しました。
実際に現場で運用している仕事の形と動きを、システム設計・製作進行段階でキャッチボールしながら、しかも、それを単に特定の学校だけでなく、幾つかの学校の情報を受けながら、可能な限りそれを生かしていく。
その結果として、汎用性に徐々に近づいていく・・・。
例えば、通知表などは、各学校が独自の様式を持っています。提供するシステムが、そのシステムの都合で1パターンの様式を押しつければ、それだけでシステムの魅力は失われます。
おおげさにいって“成績処理の出口”である通知表にはその学校の歴史があって、それを尊重することはとても重要なことです。
そのような部分を追求することが、今回のkdsystem7プロジェクトの大きなポイントであると思います。
実働テストともいえる今年度の導入を決断していただけた学校のみなさんには本当に感謝申し上げます。
この夏に、来年度改定の指導要録の組み込みを行い、年度末までには、学校教務ITの一つの形を提案できればと思っています・・・。