びーすけ工房でひとやすみ

思うことをびーすけ工房からお送りします。

kdsystem7でひとやすみ

 
 
 ここのところkdsystem7関係で、乏しい能力が占領されてます。
 
 
 kdsystemも今年は他校からの問い合わせが増えたことで、その対応も仕事になってます。
 
 
 問い合わせ元に関する情報はいっさい公開していませんので、横のつながりはありません。当然のことならがらすべて自分が引き受けなければなりません。
 
 
 まだ、まだ最初なのだからしかたないでしょう。責任を持たなければです。
 
 
 それよりも、今年度導入に踏み込んでいただいている学校の、その“チャレンジ精神”を思えば、勇気も出てきます。
 
 
 多くの学校の要求や知恵を持ち寄って、それを糧にシステム構築を進めていくという、数年前に行政に提案したことが、結局個人レベルで動いているという感じです。
 
 
 全体からみればまだ小さな動きなのですが、それでもこの数日間の動きから想像するだけでも、システムは成長していけるのかなぁと感じ、この1年でしっかりしたものになれそうです。
 
 
 現在の定時制勤務が、昼間の時間帯を与えてくれているので事務局的な対応が出来ます。ありがたいことです。

 
 全日制にいた頃では無理だったと思います。
 
 
 出勤前の午前中、自宅でシステムをいじり、アップデート作業などを行います。
 
 
 午後から夕方にかけて、電話やメールによる問い合わせを受け、授業終了後に少し整理して、時間があればシステムもいじります。
 
 
 帰宅後、急ぎのアップデートをし、ここ最近はシステムの改良を急いでいます。学期末のタイトなところで“急ハンドル”切っているようなところもあり、乗り心地の悪い思いをさせて申し訳なく思っています。
 
 
 勤務校の定時制は、来年度いっぱいで閉課程になり、学校がなくなります。
 
 
 今、ここで与えられている時間の貴重さをつくづく感じます。
 
 
 実は、教員という仕事は、本来授業をやるために採用されている訳ですが、周知のとおり今日では様々な雑用が増え、朝から晩まで一日があっという間に過ぎます。そしてぐったりとして・・・。
 
 
 多くの雑用がシステム化されるので、その“しくみ”を管理する要員も増えて、それがさらに仕事を作り出す要因にもなっています。
 
 
 実は、このことこそがIT社会に逆行してることだと感じます。
 
 
 そして、教務処理システムについては、かつて自分が、行政が音頭をとって統一的なものを作って欲しいと思っていたことを反省しています・・・。
 
 
 文科省は教務IT化を宣言していますが、もし、今自分がやっているようなことを、教育局でポジション化して、ピラミッド型でマニュアル指示型のことをはじめたら、現場でそれに割り当てられる人は悲鳴を上げるでしょう。
 
 
 学校によってまちまちな現場教務処理の世界に、自信をもって“これだっ!”と打ち込めるような力量が現在の行政サイドにあるとは思えないからです。
 
 
 そして、「現場の声を聞きながら」などという夢想は、最も行政の嫌うところですから、得意のトップダウン方式でも、この課題に関しては、当面は無理でしょう。
 
 
 ・・・・・・・。
 
 
“Kdsystem的世界”は、“行政内ボランティア”といえます。


 過去からすでに、いろいろな立場の教職員有志による様々な研究会なども存在している訳で、“kdsystem研究会”も、それが一つ増えただけのことのようなものかも知れません。
 
 
 そして、有益性が失われ、人がいなくなればそれは衰退し、やがてなくなる訳です。
 
 
 予算消化のために無駄な部署がいつまでも存続しているのとは異なる趣です・・・。