晩秋の山行に金時山を選びました。
この歳で箱根に行くのも始めて、昔から気になっていた、なんか″ほんわか″した名前の金時山もはじめて
11/10は前線通過後でかなりの強風、頂上は長居できないほどで、頂上茶屋にお世話になりました。
御殿場の向こうに聳える富士山はなかなか圧巻です。
御殿場から乙女峠を越えて公時(きんとき)神社の登山口から登るのが一般的なようですが、今回、その先の矢倉沢峠のトンネルをくぐった先の駐車場に止めて、矢倉沢峠経由で尾根道を登る″極短コース″で上がりました。
登りコースを振り返ると、箱根大涌谷から仙石原、芦ノ湖、箱根駒ケ岳がパノラマ視界で広がり、なかなかの絶景です。カルデラ地形がはっきり、その中のゴルフ場も目立ちますが・・・。
40万年前の火山活動から幾度も噴火を起こして形成され、最近では2015年に何百年ぶりかの噴火活動があり話題になりました。
こうして地形を見下ろす場所から眺めると、人間の営みも混ざった″大きな箱庭″のような風景は他にない印象をうけます。
自然と人間が島国の中で共存していることが、箱根の風景の中に凝縮しているようで、箱根スカイライン(有料)を10分ほど上ると、展望場所から巨大な富士山がせり上がっていて、箱根と富士のコラボが味わえます。
帰路は元箱根から恩賜箱根公園を経由して駅伝往路ゴールの港まで散歩し、車中めしを食べながら、箱根旧街道を小田原まで走り、ついでに大磯照が崎海岸で箱根に沈む夕日を眺めて帰りました。
有名な観光地を好まない自分を少し反省した二日間でした。