びーすけ工房でひとやすみ

思うことをびーすけ工房からお送りします。

戦争と日本

 世界戦争で、沖縄戦などを除いて、日本全土が地上戦にさらされたことはありません。
 
 核兵器を含む激しい空爆による大量殺戮はぬぐえない記憶の中にありますが・・・
 
 同盟国だったナチスドイツは、激しい地上戦で首都ベルリンが陥落し、独裁者は自殺しました・・・。
 
 
 当時の日本では、爆弾が投下されなかった地方もありました。ただし、そのような地方でも若者達は海外の戦地に連れて行かれました・・・。残された家族、国民は、悪化する戦況にともない、日に日に食料、物資の不足に追い詰められ、これは実質「経済制裁」と同じ状態になりました。
 
 この戦争では、日本人310万人の命が失われたと記録されています。しかし、いわゆる関連死をカウントしたら、それはさらに増えるでしょう・・・

 
 そんな近現代を迎える前の江戸時代の終わりごろの日本の人口は推定3千万人だったといわれてます。これは現在の約4分の1ということになります。日本列島が自給自足でやっていけた頃の話です。
 
 

 もし、
 
 
 日本がウクライナのような立場になったとしたら、
 
 ミサイル、ロケット砲を撃ち込まれ、四方から上陸する敵軍の残酷な仕打ちを受けて、兵士でもない一般の民衆が無残に命を奪われる・・・!
 
 防衛費を倍にしろとか叫びはじめている人たちは、そんなイメージで現代の日本人を脅迫しているのでしょうか?
 

 ・・・愚かすぎて、泣けてきます
 
 
 ″ロシア・ウクライナ戦争″をみて分ることは、一国の一部地域での地上戦でも両国ともかなりの犠牲者が出ています。現代日本が戦争になったら、どこが主戦場になるのでしょうか、、、
 
 
 防衛省のみなさん教えて下さい
 
 
 日本全土が、あの沖縄戦のようなことになるんですか?
 
 
 アメリカがもう77年前に答えを出してます。
 
 1945年8月、ヒロシマナガサキが答えです。
 
 
 なので、今、防衛費拡大は本土防衛費でなく、つまり専守防衛費でなく、その戦争前段階である、戦争原因国に対する″先制攻撃費″が想定されるわけです・・・!
 
 そういう性質の戦争国家にしないと、危ない!
 
 と、
 
 
 先日、ネットで読んだある記事が事の本質を突いてました
 
 
 食料自給率が30%台の現代日本は、有事の際に禁輸制裁を受けた場合、何千万人もの人々が飢えるといわれます・・・。
 
 冒頭の江戸時代人口数の意味が理解できます。江戸前期と比較して幕末には人口が倍増しましたが、同時にそれが限界でもあったということです。
 
 
 そして、今、

 ロシア・ウクライナ戦争では、″原因国″であるロシアに対してNATO白人連合と一緒になってロシア経済制裁に加担してますが、同時にリスクも負ってます・・・
 
 上述のような、、、
 
 
 
 戦争のない時代はくるのか?
 
 
 なんか、メディアでは、風変わりな外国人が″日本はスバラシイ!!″みたいなコンテンツがやたら流されてますが、、、、
 
 日本の何がスバラシイのでしょうか?
 
 
 そのスバラシイの理由を考えてみると、今後、世界戦争に対しての、日本のかかわり方が見えてくるような気もします・・・。