びーすけ工房でひとやすみ

思うことをびーすけ工房からお送りします。

車との生活

 自粛要請解除となり、山中にある公園に行きました。
 
 駐車場で老誘導員に、"涼しい木陰もありますよ"と勧められ、移動すると大木茂る並木道、、、幾台かの車の向こう側、余裕のあるスペース、、、ハンドルを右に切って道路から入り込もうと,,,

 した瞬間!!
 
 突然、車が前のめりのように急前進し、アッという間に右前方の大木に衝突!!
 
 あ~あ、やっちまった、、でもなんで
 
 よくあるブレーキとアクセルの踏み間違え?
 
 現状見ると、道路からの傾斜があって、それが原因なのか?
 
 。。。さすがの大木、ビクともせず、見た感じなんの変化もなし。一方車の方は、樹脂バンパー右側破損、右ウィンカーライトユニット完全破壊、ボディー右前方が若干押し込まれ、右ドア側に少し食い込み、ドア開閉時に僅かなアタリ感。。。。
 
 結局、これ、修理に相当の金額と時間、、、、だろう
 
 
 13年以上、いろいろな思い出、ドラマを残してくれた車。
 
 いわゆる"愛車"、なので、かなり悲しい。
 
 もう古いので、この際買換えも考られるけど、次に欲しいと思う車も存在しないし・・・。
 
 さぁ、どうするか?
 
 と、なりました。
 
 
 現代、特に田舎暮らしに車は不可欠で、日常道具。そう頻繁に買い換えるものではありませんので、、、きっと誰でも買い換える時には何かきっかけがあるものでしょう。
 
 私の場合は、現役の頃は通勤車であり、様々な作業での運搬車であり、休日旅行の夜を過ごす車中泊であったりで、車庫も小さな敷地には大き過ぎる車体ですが、決して否定的な存在にはならない家族ツールであり続けてきた訳です。
 
 ただ、定年後、段々と生活行動がおとなしくなってくると、さすがにこのサイズは必要ないのではと、、、、
 
 
 だよな、愛車とはいっても、やはり道具は道具、、、
 
 考える時なのかなぁと、、、、
 
 こんなこと世の中から見れば、ちっぽけな出来事でしたが、このようなことでもないと、なかなか次への行動が始まらないものだなぁと、しみじみ考えました。
 
 車は人類文明と人々の生活を象徴する機械です。生活要素の中で衣食住+車といえるでしょう。
 
 ・・・
 
 で、 歴史的にみても、今、巨大なインパクトが人類にのしかかり、これまで惰性で膨らんできた人類社会の今後を、根本的に"交換"しなければならない選択の時なのかなと、大げさなことにも思いが行ってしまいました。