NHKの報道系、ドキュメンタリーなど、殆ど見ています。
最近は、原発関係は外せません。
理由は簡単で、他局には殆ど見るべき番組がないから。
このジャンルではNHK以外では、無理でしょう・・・。
さて、そのNHKに対しては、右からも左からも批判があります。この右、左は、狭い意味での左右ではなく、広い意味で考えてみて下さい。たとえば・・、。
ケチで受信料を払わないような人は右です。彼はNHKの番組から得られるものが無いのです。
貧しくて受信料を払えない人たちは左です。彼らは払わなくても良いのです。NHKは彼らを救済するべき報道体であるべきだからです。
受信料を取る以上、利益のためではなく、所得の再分配を促進する放送でなければなりません。
だから、このような側面を攻撃する人たちが片側にいます。
しかし一方、残念ながらそのような番組は、どう考えても視聴率が低そうです。
一日の労働に疲れた人々が、現実を忘れてバカ笑いできるような民放番組には勝てません。
“勉強系の番組”は・・・。
だから、そのような人々の側面からも批判を受けてしまいます。一言、つまらないと・・・。救済になり得てないのです。
教育の現場ではNHKの番組をよく利用します。
いろいろな学校を経験しましたが、概ね生徒はよく見ています。
家で見ないのは、NHKを見る環境ではないからか、と思ってしまいます。
NHKの最大の特徴は、その「上品さ」でしょう。
この国のレベルの高さでもあります。
NHK職員総体の特質なのでしょうか。
明らかに、この放送局の職員にはなれないタイプではあるが、NHKがめざす哲学を具現化できる人材はきっといると思います。
なので思うのです。
恐れずに、
もっと「下品」になっても良いのではないかと・・・。