びーすけ工房でひとやすみ

思うことをびーすけ工房からお送りします。

工房の春

 
 
 異動の春も少し落ち着きました。
 
 
 日曜日。久しぶりに工房で作業をしました。
 
 
 昨秋

群馬から持ち帰った山桜を旋盤加工して、小物を製作。
 
 
 乾燥でヒビの入ってしまった木材も、工房内(晴れの日は高温)に放置しておいた結果なのか、乾燥が進んで、落ち着いた感じです。
 
 
 もともと直径8〜9センチ程度のそれほど太くない材なので、端をバンドソーで切ってみると、中程はいい状態です。
 
 
 旋盤で外皮からどんどん削って丸棒にして、ドリルでセンターに穴をあけて、穴繰りバイトで彫り込んで小さな楊枝入れと、台座に少し樹皮を残して、やや大きめの小物入れを作ってみました。
 
 
 削ったチップが飛び散り、山桜のやわらかい香りが工房内に広がります。
 
 
 なんだか、春の日差しもあって、自分が取り戻せたような気分であります。