びーすけ工房でひとやすみ

思うことをびーすけ工房からお送りします。

今日は何の日?

 ふつうに七夕です。まったく★が見えませんが・・・、それどころではない感じです。
 
 歴史を気にする人は、1937年7月7日を思い出します。昔、日本と中国が本格的戦争状態になってしまった日です。
 ニュースだと、中国はこの日より1931年9月18日がよく話題になってます。
 満州事変が起きた日です。日本が中国に植民地的傀儡国家「満州国」を建国する端緒となった軍事行動勃発の日です。なので、この日から起算して1945年8月15日の日本の敗北まで、「日中15年戦争」といわれてますね。
 
 選挙が近づいてます。と、毎回ブログに書くと、大抵自民党の圧勝で終わって、これは日本国民にとって正しい選択だったのかどうか、本当にこれでいいのか・・・?となるのですが。
 
 現役で働いていた頃は、選挙結果には結構感情的な反応も自分の中ではありましたが、退職して3年目、″ボーッと″生活していると、″お上から年金をもらって″生かされている人間には、もはや発言権もないのかなぁ、と、どこかでそんな感覚があるみたいです。
 
 今の世の中、賃金労働に従事していないと、一人前に扱ってもらえない雰囲気ですから・・・。
 
 とはいえ、国民人口の25%超が65歳以上になるのですから、相当数の年金生活者達も、その立場なりのメッセージを持つ必要はあるのだろうと思います。
 
 周囲を見ると、定年を迎えた人の多くが職業から離れてしまうと老後の生き方に迷ってしまうようなのです。
 
 原因は明らかです。成人後の長い時間の中で賃金労働者だけを続けた結果、企業利益のための様々な発想は身に着けたものの、″自分自身だけの文化″を創造しなかったからです。
 
 反論が聞こえてきそうですが、退職した途端に迷ってしまうのは、それ以外に原因はありません。なので、「定年後」について、何らかの雇用状態を持つことを説く書物が氾濫してます。
 
 これは、残された貴重な時間の喪失でしかないのですが。 
 
 残念なことですが、こういう人たちは、おそらく今日がなんの日であるのかの、問題意識もきっと持ち得ていないのではないかと心配です。