びーすけ工房でひとやすみ

思うことをびーすけ工房からお送りします。

時間を思うこの頃

 3年目の自覚です・・・。
 
 ″職業から退職″して、社会保障のお世話になりはじめると、私のように物欲の弱い人間は、生活の中の空気感に浸るようになります。
 
 これは私だけかも知れませんが・・・。

 
 「生涯現役」とか号令がかかってますが、これは何歳くらいまでを指すのでしょうか。
 
 健康寿命は75歳くらいまでとかいわれてますが、その先はいわゆる「後期高齢」というグレーゾーンなのでしょう。
 
 だとすると、私が人間として自由な行動が可能なのは、あと12年くらいということで、その後は、誰かの助けがないと生活できなくなるのかな。
 
 これは別に悲観的に思うのではなくて、80過ぎてもすごいスポーツマンやってる人もいるので、限られた選ばれた人は意欲でそこまで到達するのでしょう。
 
 ただ、つまりは、そういう欲が乏しいので、″せいぜい″のか、″まずまず″のかの線引きをしておいた方がいいのかなぁ、、、と
 、時間を思うのです・・・。
 
 
 こういう感覚は現役で働いていた頃は感じませんでした。なので、退職後も何か目的や目標に向けて、今度は自分の好きなことに打ち込めるぞっ!! と嬉しくなってたわけです。
 
 その感じは昨年までありましたね。とにかく体が動く
 
 やれることをやる
 
 進んで行動できる
 
 
 しかし、今年の後半から、どうも感覚の変化が・・・。
 
 夏の猛暑で作業が捗らずに怠けた。秋の天候不順、何発も来た台風で日本列島がズタズタになったり・・・
 
 何か自分一人よがりの日々が、これって、違うのでは、みたいな、理屈のつけようがない、″迷走感″に覆われて、
 
 
 こういう話をすると、″また現場に戻りたいんじゃないの″的な言葉が返ってきます・・・。
 
 これは、もしかしたら、数年で現場に戻る多くの人が感じる通過点なのかも知れません。
 
 だとしたら、ここは踏ん張り時なのでしょう。ここで引き返すのでは、この過ごした時間の意味を失います。
 
 やっと、やっと本当の何かをつかむための時間に入ったのではと、ここからが、人間という生物としての、本質に近づく可能性のある時間なのではと、、、
 
 と、そういう、妄想のようなばかげた時間を思うこの頃です。
 
 なんか、申し訳ない気持ちです・・・。