「運命の人」がテレビドラマ化、放映されています。
主演はモックンです。
http://www.tbs.co.jp/unmeinohito/
“歴史上”西山事件と呼ばれている実話がベースです。
山崎豊子ものは、年齢層の高い視聴率ねらいでしょうか。
個人的には、この手のドラマは嫌いじゃないのですが。
40年も前の事件がゴールデンタイムでドラマになるのも、背景にある沖縄問題と政治とマスコミが絡み合う設定が、まさに現在の沖縄問題の迷走とかぶり、今日的な話題性もあるからでしょう。
男女問題が絡みます。
史実においてもそれが世評になりました。
これ、現代だったらどうなんでしょうか。
男女間のモラルみたいなテーマは、今は何でもありですから、そのような事情に大きな関心がもたれることはもうあまりないでしょう。
さらに、政府の機密情報にしても、それが正面から出てくる、出てこないに関わらず、ネット上などで形を変えて漏出したり、そもそも、起こっている出来事に対して、虚実入り乱れて情報が氾濫するので、大体国民は最大、最低、最悪を想像して判断し、納得してしまいます。
つまり、情報自体で何か行動変化が起こることはあまりない気がします。
これを情報飽食現象とわたしは定義しています。
どうせ・・・。みたいな。
ところで、話は変わりますが、
SNSなどで生徒が結構危ない情報をやりとりしていたりして、これが学校教育でも問題になっています。
埼玉県では特別に雇用して「ネットパトロール」などしていますが、今年度で予算切れということで、今後、学校現場でやって欲しいみたいですが、学校のパソコンには行政が管理するフィルターが掛かってしまって、そのようなサイトには行こうにも行けません。
もっとも、多くの教員たちは、そんな問題には殆ど関心がありませんが・・・。