3月に教員の人事異動の内示があります。
異動の可能性がある立場だと、4月からのポジション次第で生活も変わるので、、、ちょっとそわそわします。
サラリーマンの世界ならどこも同じです・・・。
成績処理の新しいシステムを開発しようと考えています。
どんな書式でも作れるエクセルが普及したことで、その昔、手書きで作成していた成績表や調査書などを忠実にパソコンで再現できます。
そのことで、手書き時代の仕事の流れを“尊重”し、教科担当者の作成する成績伝票からはじまり、通知表の出力まで、アナログのデジタル再現という考え方でシステムづくりをしてきました。
そうしないと、受け入れられない雰囲気であった訳です。
現在、それが仇になってます。
ある意味、「人型ロボット」をつくるのに似て、ある機能を実行するのに、何故人間の形でなければならないか、という議論です。
結果として、発想を変えれば結構シンプルな機構で済むのに、わざわざ非常に複雑なシステムに入り込んでしまいます。
人型ロボットならまだ微笑ましいですが、手作業で出来ていたことがパソコンで不具合を起こすと、担当者は理不尽な非難の嵐に遭遇してしまいます。
うまく言い表せないのですが、IT化の中で、あちこちで同じようなことが起きている感じがします。
一方で、これまでのしがらみをばっさり捨てて、シンプルな目的性で作られた優れたシステムも多数存在しています。
今、私の中では、この後者に意識が行ってます。
教員の世界も大きな世代交代の時期を迎え、ITの考え方も変えなければならないでしょう。
人事次第でどうなるか分かりませんが、今後の一つのテーマにはなるかと思っています。