埼玉の公立高校、たぶん約400人近くが退職しました。
埼玉の公立高校、たぶん約400人以上が新規採用されました。
若返るのは、それだけで良いことです。
ところで、
再任用制度というのがあります。定年退職した教員を、現職時の半分くらいの給料にして、現職時の3分の2程の仕事量にして再雇用します。
人件費削減と、経験のある人材を形を変えて残すというような“効果”があるかも知れません。
この再任用教員の方々は実際に授業をやるので、現役の頃とほぼ同じ質の仕事を担ってくれる訳です。
ところが、
この再任用に、校長経験者も適用されるようになっています。
これには、少し理解に苦しむことが起きてます。
人数は少ないので、問題にもならないのかも知れませんが。
校長で定年になった人物が、別の学校の教頭になって再任用されるのです。
一般のヒラ教員としては、理屈的に行って、疑問を感じる訳です。
そもそも、再任用教員は正規の教員よりも時間数が少なく、フル出勤ではないので、基本は担当授業に責任を持ってもらう以外の、部活動やその他の校務については、各現場で緩やかに協力して頂いているのが実情かと思います。
そういう実情から考え、フル勤務しない人間が現場管理者になれるのだろうかということです・・・。
法的な問題は良く分かりませんが、まぁ、納得はしずらいところです。
もう一点は、“天下り先が減った”のではということです。
校長の旨みは、天下りです。ヒラ教員から見れば「いいなぁ」という感じでしょうか。
「だったら校長になれよ」ってなとこでしょう。
ただ、この天下り先がなくなったらどうしましょうか。
答えは簡単で、ヒラ教員の再任用と同じで、再び教科教員として授業をするセンセイになればいいだけで、実際、そうなさっている方もいるようです・・・?(未確認)
ところが、教頭になって以来、授業なんかやってない、いや、授業やるのが嫌で管理職になった(これには本人の証言あり)、みたいなことだから、授業は無理。
しかし、天下り先が不足。
答えが出ました。管理職の管理職としての再任用とは、「天下りの内部留保」な訳です。
ふざけてますね、これ。
大体、そんなのを送り込まれた現場は大迷惑でしょ。校長にとっても教頭にとってもセンパイなのですから。校長は仕事を命令できるのでしょうか・・・気分的に。ハハハッ。
どうにかして下さい、橋下さん。