びーすけ工房でひとやすみ

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韓国は何故?共和制なのか

 1910年、大韓帝国が日本の植民地支配によって滅亡するまで、朝鮮半島には長く王朝が存在していました。
 
 
 王族は、韓国併合後、日本の「王公族」の待遇を受けていましたが、戦後はその地位も失ったようです。
 
 
 前史については、ここで勉強する気力がありませんので、触れませんが、500年以上続いた王朝が消滅してしまったことに、現在の韓国の人々の中では、何も感じるところはないのでしょうか?
 

 ネット上で探すと、「大韓帝国皇族会」と呼ばれる団体が、ソウルで活動していて、皇室の子孫の家門復活の活動をしていることが分かります。
 
 
 ただし、これらの動きは現在の韓国国内では極少数の人々の活動のようで、戦後の世代交代の中で、その「歴史的価値」も失われて行っているのでしょうか。
 
 
 67年前、日本の「天皇制」が廃止されていたらどうなっていただろうとつい考えてしまいました。
 
 
 昔日の日本人は骨の髄まで天皇崇敬がたたき込まれたので、マッカーサーも従順な日本人を敵に回すことを恐れて天皇制を存続させましたが、李氏王族の場合は、植民地下で日本の皇室に連結されたことが、韓国国民の心性から王族を消失させてしまった原因になったのかも知れません。
 
 
 勝手なことを書いてますが、しかし、半島の北半分では“金王朝”が成立して、もう三代目になっている現実があります。
 
 
 中国でも巨大な“毛王朝”が、いまだそのカリスマを消し去らないままシステムの延長に腐心しています。しかし、そのパワーで半島の金王朝を册封していることで、金王朝も命脈を保っています。この両者の関係は、清と李氏朝鮮との関係と大差ありません。
 

 ただし、日本だって、あの天皇マッカーサー会見を記念した一枚の写真が報道されて後、“米国傀儡型立憲君主制”を存続することとなりました。
 
 
 しかし、国民は、イラン人のように逆らうことはできません。
 
 
 アメリカに逆らうことは、天皇に逆らうということ・・・。
 
 
 このことで、隣国の国々とは心を開いて交われないということになってしまいました。
 
 
 こんなことを自覚している国民は、殆どいませんが・・・。
 
 
 
 ところで今、東アジアでその王朝を持ち得ないでいるのは、韓国だけです。
 
 
 民族的統一を永遠に得られないかと心配です。
 
 
 韓国人は、北に偽王朝が存在することで、このままでは何時までも統一のシンボルを手に入れられません。
 

 民選大統領は代わるたびに問題を露呈していますし、国家の求心力がないので、為政者は反日を利用することぐらいしかできません。


 これでは国民が気の毒です。
 
 
 潘基文を国連に送り込みましたが、実りある仕事がなかなか出来ず、“北の王様”ほどの存在感もありません。


 これは空想的な話でしょうか・・・。