中西経団連会長が会長室にパソコンを置いて職員にメールをしたことが「改革」であるかのように表現されたことがネット上で話題になったようです。
そんなに騒ぐことでもないと思いますが、少し考える部分もあります。
組織社会の中で日々働かされている人々からすると、上の方の人は毎日何してるの?
と、いうのは結構あります。
昔、「山一証券」という四大証券会社の一つが倒産した時に、記者会見で野澤社長が、
「社員は悪くありませんからっ!」
と泣きながら叫んだことがありました。
要するにトップがバカだったと言っているんだなとみんな思いました。
実は野澤社長はこの倒産劇の3ヶ月前に就任したばかりで、倒産に至った最大理由の損失隠しの「粉飾決算」には関わっていなかったのです。
標題の「歴代会長 パソコン使えない」は、話が矮小化されますが、そんな小さなことが少なからず話題になるということが、、、何か不安をよぎらせます。
どうなんでしょう?
みなさんが所属している組織は大丈夫ですか?
宇宙からみれば経団連会長も中小企業の社長さんも大差ありません。
いや、むしろ社員の名前を全部覚えられる社長さんの方が頼りになるかも知れません・・・。