木工旋盤回転計の復旧で学んだことです。
大げさな例えでは、小惑星りゅうぐうに着陸成功した「はやぶさ2」のプロジェクトには大勢の人々がかかわっていて、チームではあるけれどもそれぞれが知恵を出し合って・・・というのがありました。
旋盤回転計の問題は、実に簡単なことでした。たまたま自分が電気系に少し知識があることが逆に災いして、回転計の基本原理に気付かず、一週間迷走してしまいました。側にそういう知識の多少ある人がいればたちどころに解決していたでしょう・・・。
先日の車検の話、私から見れば、整備工場に少し木工の知識のある人がいれば、あのような騒ぎにはならなかったでしょう・・・。
おそらく、高度に発達したこの人間社会全体にも、そのような関係性があるのだと思います。
どのようなことも、ものに無駄はなく、否定的に思えるものでも、一歩引いて、全体を俯瞰的に考えれば、何かの意味が見えてくるのかも知れません。
職場組織を引退して個人の立場となっても同様で、そんな当たり前のことを再認識させられるというのも情けない話です・・・。