いろんな意味のある言葉ですね
ただし、ここでは木材の話です。
強力なレシプロソーのお陰で、たくさんあった栗の木の原木材が、たちどころに製材されました。
生の木材をただ放置して乾燥させるのでなく、しばらく水に浸けておくという情報がネットにもけっこう紹介されてます。
そういえば昔、上流から流されて運搬された木材を貯木場で筏にのようにして浮かばせておく「木場」がありました。身近では東京江東区の木場公園界隈にあったようです。
製材前に水に浸けおくと、乾燥過程でひび割れ等が入りにくくなるとか・・・。
ということで真似してみました。
といっても川に浮かべるのでなく、自宅にあったペール缶や大バケツに水を張って、そこに作品加工用に板目加工した材木を沈めました。
詳しいことは分かりませんが、1日も浸けておくと水が醤油のような色にかわって、なにやら灰汁のようなものが水面に浮かびました。
どうやら木材中の樹脂分の変化や不純物(よごれ?)が抽出される、、、みたいな説明がありました。
でも、だからといって長々と浸けておく時間も場所もないので、適当に数日浸けておくことで、、、
ま、いいか!? といつものいい加減木工でやってます。
取り敢えず、3日ほどで水から出してみると、なるほど木材表面はキレイになって、しかも乾燥も早く進みそうな予感が、、、
このあと、そう、半年くらい、秋ごろには旋盤加工でもしてみようかと思います。そこで、結果が出るでしょう。
″厄介なものは水で流す″
なにやら、おっかないものを水で薄めて海にすててしまおう、ということをやっているようですが、
思えば、水はすべての生命の源で、とくに人間はこれをうまく利用して快適な生活環境をつくってきましたね。
何が大切か、、、これもまた考えさせられるびーすけ工房でのひとときでした。