びーすけ工房でひとやすみ

思うことをびーすけ工房からお送りします。

ニッポン村

 「原子力村」というのがありました、、、いや、今もありますが。
 
 無くならない理由は、日本全体が「村」だからです。
 
 「村」は「ムレ」(群れ)から来ているという説があります。
 
 コメ作りが始まって、人々が一生一つ同じ場所に集住して、共同体、つまり共同社会となりました。「一所懸命」のはじまりです。
 
 天皇がいて、その任命によって武士が存在し、今もその形が受け継がれ、村はそれに従います。学校で教えなくても、DNAがしっかり受け継がれてます。学校はノウハウだけを教える場になりました。
 
 戦後の経済発展で日本も現代化し、若者達は見た目美しくなりました。立小便をしている子どもはもう存在しません・・・。
 

 「上見て暮らすな下見て暮らせ」
 
 「百姓は財の余らぬように不足なきように」
 
 実に巧妙にコントロールされています。
 

 少し前まで、いわゆる"左翼っぽく"カッコつけて反抗(口だけ)する粋がりがありましたけれど、結局はこの村の中で粋がってるだけでした・・・。
 
 今はそれすらもいなくなりました。
 

 
 さて、目に見えぬ得体の知れない「物質」が何かを変えようとしています。
 
 変わりたくない、きっと元に戻ると、願望が先走りしている現状です。
 
 が、
 
 「新しい生活様式
 
 権力者は少しは覚悟している感じです。

 どう覚悟しているのでしょうか?
 
 
 アメリカを観てみると、再び「人種問題」で騒然としてます。終わりなく続く不安定要素、何か起こるたびに火がつきます。


 日本はどうでしょう?
 
 まったくスゴイ国だと思えます。
 
 スイッチ一つで、国全体が方向転換します。
 
 
 「関が原合戦」1600年
 
 「明治維新」 1868年
 
 「GHQ占領」1945年
 
 
 そういえば、どれもうまく行った歴史的スイッチでした。
 
 なのです。
 
 
 今、2020年、これまでの価値観を180度変えても、成功するスイッチが入りますか!?
 
 大げさな話になりましたが・・・、
 
 
 ニッポン村はスイッチ一つで、みんなついて行く村でした。
 
 だが、今、スイッチが存在していません、、、
 

 ここ最近

 "今は良くないから、記憶に新しい一つ前に戻そう"
 
 のような、一人よがりの病的な主張ばかりが、身内で固めた権力者によって塗り付けられてきました。
 
 一つ前というのは、つまりGHQの前ということ・・・
 
 もう、情けないです・・・ それしかないのかと・・・

 
 何時の時代も権力者がスイッチをいれてましたが、その権力者は自分達の悪しき過去を否定して明確に方向を示しました。
 
 なので、今の政治状況を考えると、
 
 本当に困るのです。