びーすけ工房でひとやすみ

思うことをびーすけ工房からお送りします。

この秋にむけて

 国葬が政府決定されたようです。
 
 暗殺された直後から、テレビ画面に悲しむ人々の姿ばかりが報道されて、、、
 
 
 安倍さんの意志を受け継ぎ! 
 
 さぁ、これから憲法改正に突入するぞっ!
 
 前のめりに国民感情をたかめよう
 
 
 一方、
 
 そんなマスコミに対して、SNSなどネット上では、容疑者の置かれていた境遇や抱いていた感情等々に対して、この深刻な格差社会での、実は多くの物言えぬ国民の、やり場のない、複雑な空虚感がじわじわ出てきています。
 
 国葬は、そんなもやもやを吹き飛ばす演出になるのだと想像できます。
 
 それで国民が元気になれるなら、、、いいでしょう
 

 安倍晋三という政治家が表舞台で注目され始めたのは、小泉政権時代の2002年、内閣官房副長官として北朝鮮に乗り込み、あの″拉致被害者″救出劇からで、あっという間に、4年後には内閣総理大臣になりました。
 
 ただし、その後、自身の病気があり、リーマンショック、毎年首相が代る状態に国民の気持ちも離反し、2009年には政権交代を許してしまいました。
 
 しかし、日米関係の見直しを指向する民主党政権に対するアメリカの警戒感、折しも発生した大震災、その後の消費税増税論議での敵失に助けられ、2012年には政権奪還、谷垣総裁の事故による退任も手伝い、2度目の首相就任を実現してます。
 
 国葬の話ですが・・・、
 
 ここまでの経歴では、恐らく国葬には値しない、みなさんもそう思うでしょう。
 
 さて、その後の8年間の印象
 
 もの凄く外遊が多く、オリンピック誘致も絡み、世界に対する営業活動は、とても精力的で、当然世界の知人も増えました。
 
 ″シンゾウ~ウラジミール″
 
 世界の強面(こわもて)元首にくらべ、柔らかい雰囲気と前向きな対話も手伝って、国際社会からはプラス印象なのか、近隣国との緊張状態もそれほど高レベルではなかったような・・・。
 
 そうしたら、コロナ禍の到来です・・・
 
 前後して、語り切れないいろいろな話もありました・・・
 
 その先はみなさんご存知の通りです。
 
  
 一所懸命、国葬(国民の税金で葬儀を行う)のための理由付けが、難しい
 
 おそらく、この秋に向けて、オリンピックの時と同じように、様々な″キャンペーン″もやって、一億人の流れをつくるのだと思います。
 
 がんばってください