現在の高齢者の話ではありません。
平均寿命を考えると、老後とはそれからの20年間をどう過ごすかが「老後の備え」と思ってしまいます。
それと、不確実性への不安と、それを迎える覚悟をすること。
ただ、本当に考えるべきは
時代を牽引していくこれからの若い人々の現実です・・・
それは多分に経済だけの話ではありません。
実は、
「老後の備え」とは
若い世代のための話です。
周りを見渡すと、生活保護レベルの年金(それ以下も)を受け取り生きている高齢者ばかり・・・。格差があるとすれば〃持ちうる思い〃の差。
その差は老後に発生したのではなく、大人になった20代、もしかしたら学校に通っていた10代以来からの生活のあり様の差で・・・。
若い時代には深く追求できなかった差かも知れません。
人生最初の分岐点ともいえる18歳の若者の側に40年近くいたことで今思えること、
ああ、もうそこらへんに答えがあったんだなぁ
と、今更ながらに・・・
その時には分からない・・・、とはよくある言い回し
現在だって、自分の10年後の姿はなかなか想像できない
それでも、はっきり分かるのは、10代の頃の自分と現在の自分の本質はそれほど変わっていないということ、、、
先年流行った「今でしょっ!」というやつ
それです
10年、20年、・・・40年後
その未来の自分を想像する時の答えは、
「今の自分と同じでしょ」
というのが正解です。
過去と未来は連続しているとは真理です・・・。